長寿をになう噛むパワー。

2011_03_01

脳に、ああこの食感!おおこの歯ごたえ!うん、この歯ざわリ!と伝えるのは、自前の歯です。正確には自前の歯の3分の2以上は、歯肉の下の歯の植わっている骨(歯槽骨)の中にありますが、この骨と歯をつないでいる組織「歯根膜」が伝えています。従って、入れ歯やインプラントで補う人工歯にはこの歯根膜がありません。また、歯周病も歯根膜を破壊していきます。歯周病はそれとともに、歯を支える基礎の歯槽骨をも溶かしどんどん消失させてしまいます。やがて、歯はグラグラしだして抜けてしまいます。結果として、人工歯で噛むカを復活させる治療を施術し、咀瑠するパワーを守リます。噛むと違和感があったり、鈍痛を感じたら、歯周病が進行し倒壊することになる非常ベルと受け止め、早めに受診し歯根膜を守リましょう。又、歯が抜けたままになっていてもいけません。脳の活力を産み与える噛むパワーが損なわれ、やがて認知症や老人性痴呆症へと導かれていく可能性が高くなります。

自前の歯は、乳歯20本から永久歯28本に一般的には生え変リ揃いますが、それぞれが噛むパワーを発揮する為の最小不可欠な一本です。

正しい姿勢で食べていますか? ② 体の均等な成長のために必要です

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食事をする、噛むということは、上下の歯を動かすために下アゴを動かすのですが、下アゴは顎関節で上アゴにぶら下がるブランコ状態です。

筋肉が脳から指令を受け動かします。この食事運動のとき、行儀や躾だけの注意ではなく体の均等な成長や老化防止の為に、まっすぐ前をみて足の平は床や踏み台(子供の成長に合わせ足の平が平行につくようにする)に着地して踏みしめ、背骨を真っすぐにして背もたれに接する体勢が重要です。正座の場合、足を横流しにしたりテーブルの下にのばしたりせず、両足親指を重ねた三角ゾーンの上にお尻を乗せ背骨を正します。上下の歯は、骨格の一部として姿勢を保ったり、運動時の身体の精神力まで支える機能を果たしながら全身の筋肉の連係プレーで動かされています。いづれも、食器を手に持ち犬食い猫背にならないスタイルは見ためにも清々しいものです。

正しい姿勢で食べていますか? 噛むことの大切さを再確認しましょう。

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身体の中心である背骨がまっすぐになっていないと、同じものを食べ、同じ回数噛んでも、噛んだ力があごにしっかリ届かず噛む効果(※)が十分に発揮されません。口を効果的に動かすには上体を伸ばし、ひざの関節は直角、両足の裏が床についていることが大切。下あごを大きく動かししっかリ噛むと、自然に背骨がまっすぐになります。逆に姿勢が悪いと口を大きく開けられず、モゴモゴした噛み方になります。

噛めば噛むほど 免疫力が高まり、 健康と若さを保ちます。

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ものをよく噛んで食べることには沢山の効用があります。

消化に良いだけではなく、口腔乾燥症(ドライマウス)や唾液腺炎など、唾液の分泌が減る病気を予防します。”唾液”の働きは、食品添加物の発ガン作用を抑え活性酸素を減らします。血液の中でホルモンと同じような働きをして脳に働きかけ、細胞の新陳代謝を促し、皮膚や胃腸や血管などの粘膜を丈夫にします。

「ゆっくりよく噛んで食べる」ことは、神経細胞の修復や成長を促し、認知症を予防し若々しきを保ちます。もちろん、歯のエナメル質を丈夫にし、虫歯や歯周病、口内炎を予防します。

顔の筋肉を鍛え、表情を豊かにし、成長期の子供の歯並びをよくし、発音も正しくして、鼻呼吸の習慣をつけます。子供も大人も大脳の血流が良くなリ、視力・聴力・筋力・体力・集中力・精神力が向上して運動能力を高めます。

健康なお口で健やかライフ

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痛くなければ、お口は健康と思っていませんか?

痛くなくなったから治ったーと思っていませんか?「健康診断」という意識の中に…体の健康の中に、歯(お口)が入っていますか?

健康なお口とは「よく噛める」ことです。ひと口30回噛むことで30㎏減量できた人もいます。よく噛むことが肥満を解消し、生活習慣病の予防になります。噛むには歯がしっかりしていなければいけません。そのためには、乳幼児の時からやわらかい物ばかりを食べず、硬い物をよく噛んで食べる習慣をつくリ、あごの骨をしっかリ発達させ、歯並びよく歯が並ぶことが大切です。噛み合せの良い、よく噛める健康なお口を意識して定期的に健診を受けることが大切です。一度痛くなった歯は自然に治ることはありません。