歯がしみる! ぴりっとくる! 知覚過敏症②

2011_08_02

ハブラシをあてた瞬間、または冷たい物、甘い物、時に歯に当る風などで歯がしみたりぴりっとする不快な症状に見舞われます。外来刺激に対して歯髄(神経)の知覚が亢進する現象で、この症状を象牙質知覚過敏症と呼びます。

歯のはえぎわ(歯頸部)付近が、ムシ歯やハブラシのカの入れ過ぎ、又かみあわせの不具合等で磨耗あるいは咬耗しているタイプを歯頸部知覚過敏。歯周病のため、歯を支える骨(歯槽骨)が溶解し歯茎が下り(歯肉退縮)本来歯茎の中にある根面が露出したタイプを根面部知覚過敏といいます。外的刺激が象牙質を構成する細管(象牙質細管)を通って歯髄を刺激するためおきる知覚症状です。治療法としては、この象牙質細管の開口部を物理的又は科学的に閉鎖しようとするものです。実質的に歯の表面のエナメル質がウ蝕や磨耗で欠損していれば、欠損部を整形後充填して補います(物理的治療)。又むき出しになった根面部を薬で数回塗布(科学的治療)し改善させます。

歯がしみる! ぴりっとくる! 知覚過敏症①

2011_07_02

食事の前に、歯みがき剤をつけないでハブラシを水でゆすぎながらブラッシングをしてみましょう。舌の表面も力を入れず4~5回程ハブラシでなでて口をすすいでおきます。口の中をさっぱりさせて食事を摂ると、食べ物の味・歯ざわり・歯ごたえなと鮮明に感じられて美味しさ感がアップします。食べ物は口の中で咀曙されるうちに、唾液の成分とよく混じり合い一層うまみを増します。家族や友人と談笑しながらの食事は心身を幸せにします。

食後、口の中はプラークが急増し酸性度がアップします。硬いはずの歯の表面エナメル質がプラークの出す酸で柔らかくなり溶かされ始めます。「脱灰」という現象です。再び唾液の成分が働きエナメル質を修復し硬くする「再石灰化」をすすめてくれますが、ここで正しくブラッシングをしてやるとある程度のプラークが取り除かれ、歯と歯茎・舌の血行が良くなり、ムシ歯菌や歯周病菌の繁殖が抑えられます。バイ菌と戦う白血球は血液にのって患部に届くのです。歯周病菌は、血液の流れを悪くする毒を排出し、酸素を嫌う性質で、歯と歯ぐきの隙間や歯の間のブラッシングもれのプラークを餌に、猛スピードで歯茎の奥へもぐり込んでいきます。適切なブラッシングが何よりの「治療」となる、セルフケアーです。

正しいブラッシングをしましょう②

2011_06_01

舌の先で、歯の表(頬・唇側)と裏(舌側)の歯ぐきをぐるっとなめてみましょう。陶器をなめたような感触でツルツルしていたら60%はOKです。又、ヌルヌルザラザラしていたら危険です。バイ菌(プラーク)が何十億個と増殖し歯や歯ぐきを蝕みつつあります。なるべくきれいに、このバイ菌を取り除くことが正しいブラッシングです。(自分ができるセルフ・ケアー)

歯ブラシは普通の硬さの長方形型で、毛束の先が平らに切り揃えてある平面タイプを選びます(大人も子供も大きすぎない物を)。

ブラッシングの3つの基本があります。

①軽い力で、毛束の面全体で、磨くというよりふき取るイメージで行います。カを入れて押しつけるとエナメル質が傷つきすり減ります。歯ぐきも萎縮して下がってきます。柔らかい部分の象牙質が露出し、ムシ歯や歯周病が進行しやすくなり、冷たい物・甘い物がしみてきたりします。

②ブラッシングの順序を決めましょう。上下左右、前歯を中心に7本づつ4ブロックにわけます。奥歯の頬側から前歯へと進み、又前歯の舌側から奥歯へ。そして噛み合わせ面を奥歯から前歯へと戻ります。1/4終わったらすすぎます。残りも1/4づつくり返します。

③歯と歯の間の凹に歯ブラシの長い一辺を当てて斜め上下に動かし、歯を1本づつ磨きます。

やってみましょう。横にゴシゴシは禁物です。一日の汚れを就寝前に丁寧に是非。

正しいブラッシングをしましょう①

2011_05_01

食事をした後の口の中では、咀嚼後の食べ物とダ液が混じり合った「バイ菌」が増殖します。このバイ菌とは、ネバネバした「プラーク」と呼ばれるものです。歯の周りにうすい膜状にまとわりつくプラーク1㎎の中には、約1億個、約300種類がうごめきます。

この中の「ムシ歯菌」は酸を出し、歯の表面のエナメル質を溶かし健康な歯をムシ歯にかえて、歯冠の奥へ中へと進行し、やがて歯冠の中心部の歯髄(神経とよばれる)にまで達します。(激痛に悩まされます)又、空気を嫌う「歯周病菌」は、歯のはえ際の歯ぐきの淵から歯を支える骨の間へと深く侵入し増殖し毒素を出し続けます。(歯ぐきは熟したトマト色でポッテリと丸みを帯び、膿や出血・口臭がありますが自覚しづらい)食後の歯みがきとうがいで、プラークをとり除き洗い流すことがとても大切ですが、ここで重要なのが「正しいブラッシング」を行えているか?という事なのです。