糖尿病の克服は歯周病の治療から

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歯周病菌が出す毒素をケアして健康寿命を延ばそう!

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ストレスが与える歯周病のリスク

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免疫力が低下する

人の体は、自律神経系と内分泌系、免疫系が作用し合ってバランスを取り、健康な状態を保っています。
ストレスにより、自律神経系のバランスが崩れると、ホルモンの分泌が乱れ、免疫機能が低下。それにより歯周病菌が増殖し、歯周病の発症につながるのです。

唾液の分泌の減少(口の渇き)

唾液には殺菌作用、浄化作用などがあり、量が減ると口の中の細菌が増殖し、歯周病を進行させます。

寝ている間の歯ぎしり・日中の無意識くいしばり

食事以外の長時間による圧迫(自分の体重ほどの強い力)は、歯周組織を刺激し、歯ぐきと歯を支える骨(歯槽骨)に炎症を起こすきっかけとなります。
歯ぎしりの原因としては
・咬み合わせのアンバランス
・かぶせもの(クラウン・ブリッジ)の不適合 などがあります。

気分転換(ストレス)の喫煙がお口に及ぼすコワイ影響

タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200 種類を超えると言われています。喫煙者は、口臭や歯にヤニがついて汚く見えるだけでなく、歯周病やむし歯にかかりやすく悪化しやすいので、非喫煙者に比べ、治療しても治りにくくなることがわかっています。

かくれプラークは歯周病の温床です

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プラークとは、歯垢(細菌のかたまり)のことです。歯と歯ぐきの間の「歯周ポケット」と言われる隙間にできるプラークは、歯周ポケットの壁(歯の根)にくっついているものと、歯周ポケットの中にたまっているものに分けて考えます。これらのかくれたプラークが作る歯石は、歯ぐきの上の目に見える歯石と違って、毒素をたくさん含んでいます。

歯周ポケットに溜まっているかくれたプラークには多種あり、らせん菌やスピロヘータのような、自分で活発に動く細菌が含まれます。それらの細菌が歯周病(歯周炎や歯肉炎)の原因となり、歯を支える骨(歯槽骨)や歯ぐきを侵してしまいます。歯周ポケットにかくれたプラークの毒性は、歯肉の外の目にみえるプラークの何十倍にもなります。

歯周ポケットが深くなると
歯周ポケットを放置していて深くなってくると、食べカスや歯周病菌などの細菌が入りやすい状態になっています。そのため、口臭がひどくなったり、歯槽骨の溶解が進み歯がグラついてきます。最終的には歯が抜けてしまいます。歯ぐきが赤い・腫れている・歯みがきの時に血が出る・歯が浮いているような気がする・口臭がする・食物がはさまりやすい等の症状は、歯周病の初期段階である歯肉炎になっている疑いがあります。

〈プロケア〉定期的な洗浄・除菌(クリーニング)と〈セルフケア〉毎日のケアで改善しましょう
治療によりそのときは治まってもケアを怠っているとまた歯周ポケットができてしまいます。歯周ポケットは溝がだんだん深くなり、プラークを掃除することも難しくなります。そのため、毎日の歯みがきによるプラークコントロールと、定期的なプロによる歯や歯ぐきの洗浄・除菌をおすすめします。この二つを根気よく行うことで歯周ポケットは改善していきます。歯のぐらつき(骨の溶解)も予防できます。

バイオフィルムとは?


バイオフィルムとは日本語にすると菌膜です。私たちの歯と歯ぐきの間にたまる歯垢(プラーク)はバイオフィルムの一種です。歯垢は食後八時間程度でできる、歯の表面についた白っぽくネバネバした微生物の塊のことです。この歯垢の中にむし歯や歯周病の原因となる菌がひしめいているのです。

バイオフィルムはお口の中にどんな影響を?

お口の中には常に四百~五百種類の細菌が数十億存在していますが、その中でとくに歯周病原菌が歯肉溝(歯と歯ぐきの境目)のなかで増殖すると、溝が深くなり歯周ポケットができ、放置していると歯肉が腫れ炎症をおこし、歯槽骨を溶かしてしまいます。気づかぬうちにいつも出血し、だ液にまざり口臭を発しています。日本人の八割以上が歯周病だという統計が出ています。

歯周病のバイオフィルム内の、歯周病菌が爆発的に増加しますので、基本治療として、だ液中のカルシウムと結合した菌(歯石)を取り除き歯周病菌の少ない歯周ポケットを保ち改善されるようにしていかなくてはなりません。健康な歯肉溝では、バイオフィルム内のほとんどが常在菌であり、歯周病の炎症は心配ありません。しかし、成人型歯周炎にかかっている方のバイオフィルムには歯周病の原因菌が多数を占めています。

このように、健康な歯肉溝と歯周病の歯周ポケット内のバイオフィルムには、大きな違いがあります。歯周病にかかった歯肉を健康なものに戻すためには、これらの菌の数を減らさなければなりません。

ムシ歯・歯周病の原因は?

ムシ歯・歯周病を予防するために大切なこと。それは、ブラッシングです。
健康な歯を実現するために、あなたに合った正しいブラッシングを習得しましょう。

口臭や歯ぐきからの出血。その多くは、歯周病が原因です。

歯周病は歯と歯ぐきのスキ間にたまった歯垢とその中にいる細菌がひき起こす病気。
口臭や歯ぐきからの出血、さらに歯ぐきの色が悪くなるのも歯周病が原因のひとつといわれています。

ムシ歯予防・歯周病予防。それはまず、毎日のケアで確実に歯垢をとること。

せっかく歯科医院で治療を受けても、正しいみがき方ができていないとお口の中はどんどん悪くなります。
お家で行う「ホームケア」=「歯みがき」。
これが大事なポイントです。

80歳で20本歯を残そう~健康は元気な歯から~


何でもかみ、おいしく食べられることは、いつまでも若々しくいるために欠かせない条件です。

糖尿病、心臓病……。歯周病は万病のもと

歯を失う原因のトップである歯周病は、歯の問題だけにとどまらない病気です。歯周病の炎症によってできた有害物質や歯周病菌そのものが、血液を介して体のすみずみかで広がり、糖尿病、心筋梗塞、狭心病、脳梗塞、骨粗しょう病、免疫機能低下など、さまざまな全身疾患の引き金になるからです。

なかでも糖尿病の人は特に注意が必要です。「歯周病は糖尿病の6番目の合併症」といわれ、糖尿病の人はそうでない人の2倍以上歯周病になりやすく、歯周病になると糖尿病も悪化し、糖尿病が悪化すると歯周病も悪化するという相互関係にあります。逆に歯周病が改善すると、糖尿病の症状も改善していきます。

心筋梗塞、狭心症といった心臓病、脳梗塞、動脈硬化といった病気のリスクは、歯周病はでない人に比べ2〜3・6倍という研究結果があります。動脈に血栓が発生して血管が詰まる原因のひとつに、歯周病菌に血液中の血小板を固める作用があるからで、心臓の手術をしたとき、歯周病菌がたくさん出てきたという話もあります。歯周病を口の中の病気として軽く考えることは危険です。

歯を失う原因は「虫歯」と「歯周病」

年齢が高くなれば、歯はしぜんに抜けるもの」と誤解していませんか?歯を失う原因の4割を占めるのは歯周病、3割は虫歯によるものです。つまり7割は「虫歯」と「歯周病」によって歯を失ってしまうのです。

虫歯はミュータンス菌などが出す「酸」が原因です。この酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、その下にある象牙質や歯髄まで進行します。とはいえ、子どものようにエナメル質が弱ければ虫歯になりやすいのですが、大人になるとエナメル質は硬くなっているため、新たに虫歯になることは多くありません。むしろ、治療で入れた詰め物やかぶせ物のわきから少しずつ進んでいく「二次虫歯」や、年齢とともに歯肉が下がってくるために、歯の根が削られる「根面う蝕」が中心になります。

歯周病は、世界一、患者が多いといわれる病気です。歯と歯肉の境目にある「歯周ポケット」に歯垢(プラーク)や歯石がたまり、そこから出る毒素によって歯肉に炎症が起き、進行が進むと歯根膜、歯槽骨まで破壊されてしまい、歯が抜け落ちる病気です。

むし歯や歯周病を予防!定期検診でしっかりチェック!

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「お口の相談室」

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お口の中の健康を保ちむし歯や歯周病を予防するためには、定期的なメンテナンスが大切です。
歯のさまざまな疾患を予防し健康な歯を維持していきましょう!

定期検診を受けることでこんなメリットが!

  • 早期発見早期治療ができる
  • 徹底したクリーニングが受けられる
  • 悪くなってから治療するより費用がお得
  • 正しいブラッシングが学べる

どのくらいの間隔で受ければいいのでしょう?
一般的に言って3ヵ月~6ヵ月ごとの検診をおすすめします。
お口の状態により異なりますので歯科医師にお気軽にご相談ください。

毎日の習慣が10年後の噛む力を守ります!

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「お口の相談室」

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歯磨きは一カ所20 回以上!更年期以降、油断は禁物。自分の歯は自分で守るしかありません。
毎日の習慣が10年後の噛む力を守ります!

歯と口の健康を守るのは予防メンテナンス

歯や歯茎の状態は悪くなってから気づく人が多いのですが、それでは遅い。だからこそ予防ケアが大事なのです。

自分の口の中がどうなっているのか、きちんと把握したうえで、正しいセルフケアを行い、ヘアサロンに通う感覚でプロケアを受けましょう。

問診後、歯の色、潤い、噛み合わせ、唾液など、口中の状態を測定し、カウンセリング後、プロフェッショナルク歯と口の健康を守るのは予防メンテナンスリーニングとセルフケア処方を実施。予防ケアをサポートします。現在の状況だけでなく、これからの10年、20年にわたって、歯をどのようにメンテナンスしたらよいかを考えます。

40〜50代は中程度〜重度の歯周炎が増加する年代。歯に物が挟まりやすい、口臭がある、出血や腫れ、ねばつきなども、歯周病の症状だったりします。まず、自分の口中の状態を知ることから始めましょう。そのうえで、歯磨きの方法やツールの選び方などを理解し、正しい毎日のセルフケアを続けることで、歯と歯茎の状態の改善を目指します。

セルフケアの基本である歯磨きは、1カ所20回以上を目安に、丁寧に磨きます。また、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスか歯間ブラシの使い方を正しく理解し、自分に合ったツールを選び続けます。

セルフチェックのみでは、気づかないうちに症状が進んでしまうことも多いのが口中のトラブル。少なくとも年に2〜3回は歯科検診を受けるようにしましょう。

糖尿病の克服は歯周病の治療から

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鏡で見えるプラークは、虫歯と歯肉炎に関係しています。

徹底的に歯をみがいても、数分のうちに唾液のなかの成分が歯の表面に膜を形成します。これを足場に口のなかのあちこちの粘膜にかくれた細菌たちがすぐに歯の表面にやってきます。

この歯の表面にくっついたプラークの細菌のおもな栄養源は、わたしたちの食べものです。唾液中に含まれる糖タンパク質も細菌たちの栄養源になるのです。

とくに糖尿病にかかっている人の唾液中には、大量のグルコースが含まれています。あの独特の甘い匂いのもとです。ですから糖尿病の人の場合は、砂糖をとらなくてもひどい虫歯になることがあります。

歯肉には、歯のきわに一~二ミリのミゾ(歯周ポケット)があります。歯肉に炎症が生じ、腫れると、腫れた分だけミゾは深くなります。そしてこの歯周ポケットからは、健康なとき以上に体液がしみ出してきます。この歯周ポケットのなかにもプラークが形成されていますが、この体液はここにすむ細菌の栄養源にもなります。歯を支える組織が破壊されると、最終的には、歯の周りの骨が溶けて歯がグラグラになってしまいます。