歯がしみる! ぴりっとくる! 知覚過敏症①

2011_07_02

食事の前に、歯みがき剤をつけないでハブラシを水でゆすぎながらブラッシングをしてみましょう。舌の表面も力を入れず4~5回程ハブラシでなでて口をすすいでおきます。口の中をさっぱりさせて食事を摂ると、食べ物の味・歯ざわり・歯ごたえなと鮮明に感じられて美味しさ感がアップします。食べ物は口の中で咀曙されるうちに、唾液の成分とよく混じり合い一層うまみを増します。家族や友人と談笑しながらの食事は心身を幸せにします。

食後、口の中はプラークが急増し酸性度がアップします。硬いはずの歯の表面エナメル質がプラークの出す酸で柔らかくなり溶かされ始めます。「脱灰」という現象です。再び唾液の成分が働きエナメル質を修復し硬くする「再石灰化」をすすめてくれますが、ここで正しくブラッシングをしてやるとある程度のプラークが取り除かれ、歯と歯茎・舌の血行が良くなり、ムシ歯菌や歯周病菌の繁殖が抑えられます。バイ菌と戦う白血球は血液にのって患部に届くのです。歯周病菌は、血液の流れを悪くする毒を排出し、酸素を嫌う性質で、歯と歯ぐきの隙間や歯の間のブラッシングもれのプラークを餌に、猛スピードで歯茎の奥へもぐり込んでいきます。適切なブラッシングが何よりの「治療」となる、セルフケアーです。

正しいブラッシングをしましょう②

2011_06_01

舌の先で、歯の表(頬・唇側)と裏(舌側)の歯ぐきをぐるっとなめてみましょう。陶器をなめたような感触でツルツルしていたら60%はOKです。又、ヌルヌルザラザラしていたら危険です。バイ菌(プラーク)が何十億個と増殖し歯や歯ぐきを蝕みつつあります。なるべくきれいに、このバイ菌を取り除くことが正しいブラッシングです。(自分ができるセルフ・ケアー)

歯ブラシは普通の硬さの長方形型で、毛束の先が平らに切り揃えてある平面タイプを選びます(大人も子供も大きすぎない物を)。

ブラッシングの3つの基本があります。

①軽い力で、毛束の面全体で、磨くというよりふき取るイメージで行います。カを入れて押しつけるとエナメル質が傷つきすり減ります。歯ぐきも萎縮して下がってきます。柔らかい部分の象牙質が露出し、ムシ歯や歯周病が進行しやすくなり、冷たい物・甘い物がしみてきたりします。

②ブラッシングの順序を決めましょう。上下左右、前歯を中心に7本づつ4ブロックにわけます。奥歯の頬側から前歯へと進み、又前歯の舌側から奥歯へ。そして噛み合わせ面を奥歯から前歯へと戻ります。1/4終わったらすすぎます。残りも1/4づつくり返します。

③歯と歯の間の凹に歯ブラシの長い一辺を当てて斜め上下に動かし、歯を1本づつ磨きます。

やってみましょう。横にゴシゴシは禁物です。一日の汚れを就寝前に丁寧に是非。

正しいブラッシングをしましょう①

2011_05_01

食事をした後の口の中では、咀嚼後の食べ物とダ液が混じり合った「バイ菌」が増殖します。このバイ菌とは、ネバネバした「プラーク」と呼ばれるものです。歯の周りにうすい膜状にまとわりつくプラーク1㎎の中には、約1億個、約300種類がうごめきます。

この中の「ムシ歯菌」は酸を出し、歯の表面のエナメル質を溶かし健康な歯をムシ歯にかえて、歯冠の奥へ中へと進行し、やがて歯冠の中心部の歯髄(神経とよばれる)にまで達します。(激痛に悩まされます)又、空気を嫌う「歯周病菌」は、歯のはえ際の歯ぐきの淵から歯を支える骨の間へと深く侵入し増殖し毒素を出し続けます。(歯ぐきは熟したトマト色でポッテリと丸みを帯び、膿や出血・口臭がありますが自覚しづらい)食後の歯みがきとうがいで、プラークをとり除き洗い流すことがとても大切ですが、ここで重要なのが「正しいブラッシング」を行えているか?という事なのです。

健康な歯と歯ぐきのために

2011_04_03

皆さん、未曽有の大地震に見舞われましたが、子どもも大人もこの歌を歌って克服しましょう。
ある保育所の子どもたちが、キラキラ星のメロディーにのせて元気に歌っています♪♪

えいようのうた(きらきらぼしのかえうた)

1番
からだをつくるのなんでしょう
おにくにさかなに まめ たまご
ぎゅうにゅう チーズ ヨーグルト
なっとう とうふは あかぐんです
えいようたっぷりおいしいね
きちんとたべてじょうぶなこ
2番
からだのちょうしととのえる
にんじんなどのやさいです
いちごやみかんのくだものと
きのこ わかめは みどりぐん
まいにちたくさんたべようね
びょうきにまけなくなるんです
3番
ねつやちからのもとになる
おいもにごはん パン うどん
さとうやあぶら スパゲティ
エネルギーは きいろぐん
つよいちからがでるんです
もりもりたべてげんきなこ
4番
あか き みどりのしょくひんを
まいにちなかよくたべるよに
きらいなものもちょっとだけ
じぶんであじみをしてみてね
みっつのいろのなかまを
なかよくたべてげんきなこ

長寿をになう噛むパワー。

2011_03_01

脳に、ああこの食感!おおこの歯ごたえ!うん、この歯ざわリ!と伝えるのは、自前の歯です。正確には自前の歯の3分の2以上は、歯肉の下の歯の植わっている骨(歯槽骨)の中にありますが、この骨と歯をつないでいる組織「歯根膜」が伝えています。従って、入れ歯やインプラントで補う人工歯にはこの歯根膜がありません。また、歯周病も歯根膜を破壊していきます。歯周病はそれとともに、歯を支える基礎の歯槽骨をも溶かしどんどん消失させてしまいます。やがて、歯はグラグラしだして抜けてしまいます。結果として、人工歯で噛むカを復活させる治療を施術し、咀瑠するパワーを守リます。噛むと違和感があったり、鈍痛を感じたら、歯周病が進行し倒壊することになる非常ベルと受け止め、早めに受診し歯根膜を守リましょう。又、歯が抜けたままになっていてもいけません。脳の活力を産み与える噛むパワーが損なわれ、やがて認知症や老人性痴呆症へと導かれていく可能性が高くなります。

自前の歯は、乳歯20本から永久歯28本に一般的には生え変リ揃いますが、それぞれが噛むパワーを発揮する為の最小不可欠な一本です。

噛む、噛む! よくかむことの 上手な子どもに育てます。

2011_02_01

お母さんのおっぱいを飲む時、人間はかむことを初めて体験します。口のまわりの咬筋(かむ時に使う筋肉)を使つて乳首を噛んで母乳を飲んでいます。赤ちゃんの生存本能にひき出されるこの噛む運動、やがて生える歯の並ぶアゴを発達させます。

神奈川歯科大の斎藤先生の研究による要約を、子育て歯科の倉治先生は「人のアゴが成長できるのは、骨を作る細胞=造骨細胞が伸び縮み運動をしてアミノ酸などの栄養をとリ込み、造骨細胞を作る遺伝子を増やしていく。この伸び縮み運動こそ、噛むことである。」とまとめておられます。つまリ、かまない子どものアゴは育たず、よくかむ子どものアゴはすくすく元気に発育します。その為にはよく噛むことを覚える「乳房保育」が最適であリ、少なくとも乳歯の歯並びのほぼ決まる一歳くらいまでは母乳を飲ませます。

やがて離乳食に移行し、一歳七ヵ月~二歳七ヵ月の離乳食も終わりに近づき大人と同じ物を食べるようになるこの頃、お母さんが噛み砕いた物を決して食べさせない事が肝要です。大人の口の中にいたバイ菌も移動し、ムシ歯菌ミュータンス・レンサ球菌が乳歯に住み着いてしまいます。

一年の計は元旦に…。 「噛む」の計は赤ちゃん期に!

2011_01_01

現代人の「噛む能力」は、昔の人に比べて食べ物を噛まなくなったため衰えつつあります。

食の変化が身体の発育に影響している生活習慣病ともいえ、健康な身体そのものを作る第一歩の噛む能力は、生命の源を担う大前提の問題です。「噛む能力」は生まれつき備わっているのではないからです。

授乳期にお母さんのおっぱいから力いっぱいお乳を吸いとリ、飲みくだす赤ちゃんの一生懸命な口の運動で、永久歯まできれいに並ぶことのできる顎の骨格が発達します。同時に咀噛筋の発育が促され、お母さんの乳首にすいつきながら「噛む能力」を学習します。(おっぱいの出にくいお母さんは、噛むタイプの哺乳ビンを選択しましょう。)また、お母さんは、授乳が終わったら、口腔内をぬるま湯で湿らせたガーゼで優しく拭掃してあげる習慣で、食べたら磨くムシ歯予防の生活習慣の基礎を学習させましょう。「噛む」を育てる第一歩です。

正しい姿勢で食べていますか? ② 体の均等な成長のために必要です

2010_12_01

食事をする、噛むということは、上下の歯を動かすために下アゴを動かすのですが、下アゴは顎関節で上アゴにぶら下がるブランコ状態です。

筋肉が脳から指令を受け動かします。この食事運動のとき、行儀や躾だけの注意ではなく体の均等な成長や老化防止の為に、まっすぐ前をみて足の平は床や踏み台(子供の成長に合わせ足の平が平行につくようにする)に着地して踏みしめ、背骨を真っすぐにして背もたれに接する体勢が重要です。正座の場合、足を横流しにしたりテーブルの下にのばしたりせず、両足親指を重ねた三角ゾーンの上にお尻を乗せ背骨を正します。上下の歯は、骨格の一部として姿勢を保ったり、運動時の身体の精神力まで支える機能を果たしながら全身の筋肉の連係プレーで動かされています。いづれも、食器を手に持ち犬食い猫背にならないスタイルは見ためにも清々しいものです。

正しい姿勢で食べていますか? 噛むことの大切さを再確認しましょう。

2010_11_01

身体の中心である背骨がまっすぐになっていないと、同じものを食べ、同じ回数噛んでも、噛んだ力があごにしっかリ届かず噛む効果(※)が十分に発揮されません。口を効果的に動かすには上体を伸ばし、ひざの関節は直角、両足の裏が床についていることが大切。下あごを大きく動かししっかリ噛むと、自然に背骨がまっすぐになります。逆に姿勢が悪いと口を大きく開けられず、モゴモゴした噛み方になります。

噛めば噛むほど 免疫力が高まり、 健康と若さを保ちます。

2010_10_01

ものをよく噛んで食べることには沢山の効用があります。

消化に良いだけではなく、口腔乾燥症(ドライマウス)や唾液腺炎など、唾液の分泌が減る病気を予防します。”唾液”の働きは、食品添加物の発ガン作用を抑え活性酸素を減らします。血液の中でホルモンと同じような働きをして脳に働きかけ、細胞の新陳代謝を促し、皮膚や胃腸や血管などの粘膜を丈夫にします。

「ゆっくりよく噛んで食べる」ことは、神経細胞の修復や成長を促し、認知症を予防し若々しきを保ちます。もちろん、歯のエナメル質を丈夫にし、虫歯や歯周病、口内炎を予防します。

顔の筋肉を鍛え、表情を豊かにし、成長期の子供の歯並びをよくし、発音も正しくして、鼻呼吸の習慣をつけます。子供も大人も大脳の血流が良くなリ、視力・聴力・筋力・体力・集中力・精神力が向上して運動能力を高めます。