乳児の歯肉・粘膜の健康

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol39

乳児の歯肉は母乳を吸うのにちようどいい、ほどよい硬さと弾力をもついます。そのため、歯が生えていない時期は歯肉や粘膜の色や形をよく観察しましょう。
歯が生える前の乳児の歯肉に、まれに白くて丸いかたまりが見られることがあり、それは1つだけだったりいくつか連なっている場合もあります。上皮真珠といい、痛みもかゆみもなく1〜2週間のうちに自然に消えていきます。真珠のように見えるため、このような名前がついていますが、実際に真珠のような異物は入っていません。何か入っていると誤解する保護者の方もいますが、乳児が飲みこむことはありません。

食べものをゴックンしちゃうくせの直し方

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol38

食べものを噛まないでゴックンしちやうくせが直らない!
しかし、心配することはありません。3才でも、小学生になってからでも、噛まないでゴックンしちゃうくせに気づいたときが直しどきです。生活の中で、お口を動かしてみましよう。日頃から、お口を使う遊びを取り入れていくのもよいかもしれません。なーんにも特別なことはしなくていいのです。にらめっこやシャボン玉、風船を膨らませて遊んだり…。ストローを使つて、コップの中のお水をブクブクしたり、少し吸ってからピューッとお水を遠くまで飛ばしたり…そうやって、お口や舌を使った遊びをたくさんしましよう。お母さんやお父さんと楽しく過ごす時間の中で、ゴックンを直す方法はたくさんあるのです。

手づかみ食べをする頃になると

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol37

12~24ヶ月頃になると、手づかみでものを食べるようになります。
この頃になると、遊び食べ、偏食(食べものの好き嫌いが激しく、決まったものしか食べないこと)、むら食い、噛まないなど、困ったことが多くなります。

この時期は、食欲や食べものの好みにも偏りが出てくる時です。遊び食ベが続くなら、時間で区切るなどの工夫をしましよう。お食事の一番の目的は、体と心に栄養を与えることです。お母さんやお父さんに叱られてばかりではストレスになってしまいます。

あぶない行動でないなら、長い目で見守ってあげてください。お食事に関するお悩みは、発達が進むにつれて落ち着いてきます。手づかみをしているのだから、食べこぼしはあたりまえ。服やテーブルが汚れても大丈夫なようにしておきましょう。

虫歯を予防するための知識 その2

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol36

vol36

■ 甘いおやつには注意!
糖分(甘み)が多いおやつは、虫歯をひきおこしやすいもの。
ネバネバするキャラメルや、歯につきやすいアイスクリームやクッキーチョコレートなどは、糖分が残りやすいので、歯みがき・うがいなどをしてお手入れをしましよう。

■ 常備薬(いつものお薬)には、お砂糖が入っています
ぜんそくやアレルギー性鼻炎などで飲むお薬には、お砂糖が入っているものがとても多いです。ペろっとなめてみて、甘い味がするお薬はお砂糖が入っているかもしれないと思ってください。
「お休みする前にお薬を飲んでください」とお医者さんに言われているときには、歯みがきの前に飲むようにしましょう。

虫歯を予防するための知識

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol35

vol35

■生まれてから3才ごろまでは、家族のお口の状態が、子どもに大きく関係します。家族がミュータンス菌(虫歯菌)を一定の数以上もっていると、子どもへの感染率は菌の数が少ない親と比べて数倍以上になるといわれます。さらに、3才までに虫歯菌に感染し菌が増えると、その後の虫歯になる割合が高くなることも分かっています。

■虫歯菌は、歯がお口の中に生えたときから、そこにいます。全くなくすことはできませんが、3才ぐらいまではできるだけ家族みんなで虫歯菌を減らすようにしましよう。

■歯をとかす酸を作り出す歯垢をためない、虫歯菌のエサとなるしょ糖(お菓子やジュースに入っている)を取りすぎないなど虫歯予防を心がけましょう。そして、虫歯ができてしまったら早めに治療しましょう。

奥歯でしっかり噛めるようになったら

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol34

vol34

■歯と体の発達~乳歯が20本生えそろったら~
2才頃までに上下の歯が生えそろい、3才頃までに第二臼歯(一番奥の歯)が生え乳歯が20本になリます。舌とほっぺた、あごを動かし、咀嚼(食べものを噛み砕くこと)機能もよくなリます。体は、足を交互に出して、階段を上がれるようになります。片足で2-3秒立てたり、手で直線を引いたリ、円をかいたリできるようになリます。

■食べさせ方のポイント~正しい姿勢で~
食事をするときには、足の裏が、床やイスの補助板にぴったりつくようにイスに座り、姿勢をよくしましょう。

正しい歯みがきで、虫歯知らず

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol33

vol33

■ 上の前歯が生え始めたらガーゼでふく
上の前歯は、お口の中で一番小さな動きでも感じとってしまう部分です。そのため赤ちゃんも、お口の中をいきなりいじられると嫌なものなのです。最初はほっペ、くちびる、鼻とさわってから指を口の中に入れたり、ガーゼを指に巻きつけて前歯をぬぐう、というように少しずつならしていきましょう。この時期は、食べものや飲みものをだらだら食べなければ、虫歯になりにくいものです。まず、規則正しい生活を心がけましょう。おっぱいやミルクを飲みながら寝てしまう習慣がある子どもは、眠ってから上の前歯だけでもぬれたガーゼではさんでぬぐってください。

どうしよう、食べものの好き嫌い その3

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol32

vol32

■なぜ「食べたくない」のかな?

子ども(小中学生)の嫌いな食べものは、ゴーヤ、なす、レバー、セロリなどが多いようです。
その理由は「かみにくい」「食べにくい」「味やにおい」などがあげられます。
でも、無理に食べても、嫌いになる気持ちが増えるだけ。おいしく食べられることが大事なのです。

どうしよう、食べものの好き嫌い その2

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol31

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■親子で味覚を育てていこう

手作りの料理は、材料は同じでも、作るたびに少しずつ味が変わってい ます。その小さな違いが、脳への刺激になります。少しずつ違う味を知ることや一緒に食事する人との心地よい関係などの積み重ねが、食べられる食品や料理を増やし、豊かな食事となります。

おいしくものが食べられるようになるのは、生まれつき備わっていることではありません。条件が整い、お父さんやお母さんたちが丁寧に教えて、初めて現れてくるのです。

極端な好き嫌いがない限り、子ども時代に栄養的な問題が起こることは、今の日本ではほとんどありません。元気に普通に育っていれば、食ベられないものがあっても、心配はないのです。

幼児期のおやつは 甘いものだけでなく

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol30

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■ 甘いものを食べすぎると…?
甘いものは、心にとっても必要なものです。ですが、お砂糖は1日5gくらいまでにしましょう。
例えば、あめ玉1つに4~5g、炭酸の入った飲み物や清涼 飲料水などは、100mlに10~15g程度のお砂糖が入っているのを目安に、お菓子や飲み物の量を考えてみましょう。
甘みは、活動するのに必要なエネルギーのもとになるので、子どもが生まれつきおいしいと感じる味です。

しかし、甘みになれた食事を続けると、しよっぱい味、にがい味、うま味など、他の味覚を手に入れにくくなり、味覚が鈍くなってしまいます。
その意味からも、味覚が作られる幼児期には、たくさん甘いものを食べたり、強い甘みのものを食べないことが大切です。