離乳食を食べ始めるタイミング

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol29

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お口の中は、前歯が生えてくるころには、前歯が生える場所の歯ぐきが固くなってきます。また、だんだん食べものに興味が出てくる時期です。そのころになったら、離乳食を食べ始める時期です。

■ 栄養
母乳(粉ミルク)だけでは、栄養が足りません。他のものも食べましょう。

■ 咀嚼(そしゃく)の練習
噛んだり、飲みこんだりを繰り返して練習しましょう。

■ 消化器官の発達
母乳以外のものを食べて、消化吸収する力を育てましょう。

■ 味覚の形成
生まれた時からもっている味覚を、いろいろな食べものを食べて育てましょう。たくさんの味を知ることは、好き嫌いをなくしたり、生活習慣病を予防することにもつながります。

食べ物がいつまでもお口にたまっちゃう

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol28

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食べものをいつまでもおロの中にためている原因は、大きく3つです。

■ 食べかたの問題
一口の分量が分からないと、お口の中に詰め込みすぎることがあります。
大きめの食べものを、白分で噛みとって一ロの大きさをお勉強しましょう。

■ 歯や舌に原因がある
虫歯がある、噛み合わせが悪い、乳歯が完全に生えていない、などが考えられます。

■ 生活リズムに問題がある
おやつが多い、ジュースや牛乳の取リ過ぎ、あまリ運動していないのでお腹が空いていない…など。
また起きる時間が遅いと、生活リズムが崩れるのも原因です。食事に対する意欲がなく、遊び食べや偏食も多くなります。
早くおやすみして早く起き、食事とおやつ(3食+おやつ)を大切にしましょう。

どうしよう?食べ物の「好き嫌い」

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol27

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◆「おいしい」を積み重ねよう

食べものをおいしく食べるには、お腹が空いていることが一番です。「食べる、遊ぶ、寝る」がちゃんとしたリズムで繰リ返されると、白然にお腹が空いてきます。

もう一つ、その子が大好きな大人と一緒に食べることも大切です。

例えば、子どもが野菜を嫌いなのは、野菜の苦味が、私たち人間にとって危険な食べものかもしれない!と思わせる味だからです。

そのため、嫌いになってしまうのは当たリ前のことなのです。

それでも野菜を食べられるようになるのは、大人がおいしそうに食べているところを見ていることや、大好きな人に食べたことをほめられたという、心地よい経験の積み重ねによるものなのです。

歯の生え方とごはんの食べ方

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol26

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母子健康手帳「育児のしおり」

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol25

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母子健康手帳の「育児のしおり」には、歯科にも関連ずることが多く書かれています。記載をふまえて、歯医者さんに相談したリ指導を受けましょう。しおりには、乳児期こは指しゃぶりやおしゃぶりなどの口遊びが口の機能発達に大切なことがのべられています。

1~2才では、おやつの規律性(きまリ)、仕上げみがき、フッ化物(フッ素)塗布などによるむし歯予防への取り組みが推奨されています。まず、親が歯をみがいているところを見せ、ひざにねかせてロの中を観察することからはじめ、歯ブラシをロの中に入れることに慣れ、だんだんと歯みがきが好きになっていくようにしましょう。また、母親・父親のお口の中も、きれいであることが、お子さんのむし歯を予防します。

家族みんなで、定期検診を受けに、歯医者さんに行きましょう。

VOL.24 フッ化物を使うと虫歯にならないの?

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol24

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虫歯は、図1のように歯(歯の質・形態]、細菌(虫歯菌)、糖質の3つの要素が関わってきます。そして、抵抗力や免疫力(ディフェンス)が弱くなって細菌など(アタック)のカが強くなると、虫歯が発生しまず。

ディフェンスとアタックのバランスを示しているのが図2です。フッ化物の使用はディフェンスを強くします。ですが、その効果は絶対ではありません。アタックがよリ強ければ、フッ化物を使用しても虫歯になってしまいます。

「フッ化物をぬったから、もう安心」とその効果に頼り過ぎず、授乳後からお口の中をガーゼ等で清潔にする生活習慣をつけましょう。白分でハブラシを使い、食後にハミガキができる子どもに育てます。

VOL.23 噛むことの大切さ

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol23

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人が感じる味は「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の5つです。
食べ物に含まれている、この5つの”味物質”が唾液(つば)の中にとけこんで舌にある味覚センサーを刺激し、味を感じるのです。
唾液がたくさん出れば出るほど味物質がたくさんとけこんで、たくさんの味を感じる=おいしさをたくさん感じることになるのです。
でほ、唾液をたくさん出すには?

それは「よく噛む」ことです。噛めば噛むほど唾液はたくさん出てきます。
逆に、噛まないと唾液が少なくなってしまい、食べ物の味がわからなくなる”味覚障害”という病気になってしまうこともあるんですよ。
毎日おいしくご飯を楽しむために、しっかリ噛んで食べてくださいね。

VOL.22 子どもの虫歯菌は、親からうつるの?

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol22

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生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯の菌はいません。一般に、子どもの常在菌(多くの人の体内に共通して存在し、普段は病気をおこさない菌のこと)は周リから伝播し、定着したものです。しかし、虫歯の原因となる菌、ミュータンス菌も食べものや食具(おはしやスプーンのこと)を介して周リの人、特にお母さんの口の中から伝播されるものと考えられます。

これは、日常的な子どもの世話、特に食事の世話がお母さんによってなされているからでしょう。つまり、もっとも身近で世話をしている人から菌はうつりやすいのです。ただし、ミュータンス菌がうつっただけで虫歯ができるわけではありません。ミュータンス菌が口の中に定着するには、お砂糖(スクロース)の存在が必要なためです。

VOL.21 歯ブラシの選び方

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol21

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歯ブラシは柄がまっすぐで植毛部が小さく、しなやかで丈夫なものがよいでしょう。
植毛部の大きさの目安は、子どもの指の幅1本半程度です。

子どもの小さなお口の中で動かすことを考えると、小さめのサイズを選ぶくらいでよいでしょう。
また、古くなった歯ブラシはプラークをそうじするカが落ちてしまいます。
歯ブラシは消耗品と考えて、毛先が開いたら新しいものに換えてください。

小さな子どもの場合、歯ブラシをかむことが多く、すぐに毛先が広がってしまいます。
子ども自身の歯みがき用と親の仕上げみがき用は別の歯ブラシを使い分けるとよいでしょう。
仕上げみがき用の柄の長い歯ブラシもあります。

VOL.20 乳幼児期の歯の汚れについて

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol20

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乳幼児の時期は、乳歯の萌出も終わリ、かみ合わせも安定してくるため、食べものも大人とほぼ同じものになり、口に入れる種類や回数も増えてきます。そのため歯の汚れについても、食習慣の良し悪しや歯みがき習慣の定着の有無によって差が出てきます。染め出し剤を使ってプラーク(歯垢)を染め出してみると、お口の中のどの部分が汚れているか分かりますよ。

最近は、麦茶やウーロン茶などを飲む機会が多いため、色素沈着(茶しぶ)が目立つ子もいます。しかし、それが虫歯の原因になることはありませんので、定期検診などで茶しぶを取リ除いてもらうとよいでしょう。1日3回の食事と1~2回の間食を基本とし、水分補給にはお茶やお水をとっていれば、プラークの量はそれほど増えません。