VOL.19 よく噛まないで食べる癖を直したい

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol19

201507

食べかたについては、離乳していく中で、乳汁からだんだんと固形の食事に移行し、かむごとを覚えていく時期に

・よくかんで食べた(食べさせてきた)か
・幼児食へと移行する1~2才の時期に、どうであったかということも関係があります。

まずは食事の時間を規則正しくとり、早食いをさせないようにしましょう。
そして、お父さんやお母さんたちもせかさず、時間に追われることなく食べる習慣をつけるとよいでしょう。また、早食いとも関係しますが、1回お口に入れた食べ物をかんで飲みこむ前に次々にほおばると、丸呑みになってしまいます。
1回の量をむりせず、適量を順番にかんで飲みこめるように、一口ずつよくかむことを促しましょう。その時に、必ずお口を閉じて、鼻呼吸をしてください。

VOL.18 3才頃の歯の健康状態

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「歯の教室」vol18

201506

3才頃になると、すべての乳歯が生えそろい、20本の乳歯の歯並び、かみ合わせが完成します。
3才になった子どもは行動範囲も広がり、お母さんお父さんに管理されていた生活習慣(食習慣など)を自分の意志が働く行動とともにだんだんと変えていきます。そのため、虫歯の初発がこの時期に多くなります。

乳歯の虫歯は生活環境因子(因子…要素のこと)の影響を大きく受けます。
次のような特徴です。

  1. 一本の歯の多歯面*に発症する
  2. 上の前歯や奥歯のかむ面にできやすい
  3. 進行が早い
  4. 歯髄炎に進行しやすい

また、前歯の歯と歯肉の境あたりに白っぽくなった初期虫歯を見つけることもできます。

*多歯面*…複数の歯のこと

VOL.17 幼稚園などへ通園が始まるころの食生活

vol17

通園により生活のリズムは規則正しくなってきますが、子供の自立性、社会性の広がりがでることにより、新しい問題も生じてくる時期です。

たとえば、よく遊ぶお友達とは、お互いの家に行っておやつをごちそうになる機会もあります。
友達によって食習慣や生活習慣に違いがあるでしょうが、夕食前にはおやつを与えないように、あるいは甘いお菓子などをなるべくさけるようになど、親同士がよく話し合っておくことが必要になります。

また、幼稚園などで他の人と一緒に食事をするようになると、食事のマナーや新しく経験する食べ物の食べ方も覚えていきます。家庭でも食事の時間を大切にして子どもが楽しくマナーを覚え、食べられるものを増やしていけるようにしましょうね。

VOL.16 生えはじめの永久歯のおそうじ

渡辺ゆうぞう歯科_04月号_01

生えはじめの 永久歯のおそうじ 6才ごろになると、乳歯から永久歯への生えかわりが始まります。
前歯の場合、乳歯が抜けたあとに永久歯が生えてくるので、生えかわりがよくわかります。

しかし、同じころ乳歯列のー番奥から第一大臼歯が生 えてきます。この歯は永久歯の中でもっとも大きく、かみ合わせの中心 になる歯であり、非常に重要な歯です。

ところが前歯とちかつて奥に生 えてくるために気がつきにくく、清掃もしにくいなどの理由から、多くの 子どもが虫歯にしてしまいます。おかあさんおとうさんたちも、いっしょに気をつけてみがくことが大切です。

VOL.15 かみ合わせが反対になってる

dental_health_201503_01

下あごの前歯が上あごの前歯をおおって、上下のかみ合わぜが逆になっていることがあります。これは反対咬合とよばれています。特に、前歯が生えたばかりの頃は歯のちょっとした傾きの違いによリ反対咬合になることがありますが奥歯のかみ合わせができあがる3才くらいまでに自然に治ってしまうこともあります。乳歯の反対咬合の原因には、前歯の傾き方、下あごを前に出すくせ、上あごが小さい場合、下あごが大きい場合、あるいはこれらが複合している場合などがあります。

反対咬合を見つけたら、早めにまず歯医者さんに診てもらいましょう。

VOL.14 乳歯の虫歯が重症化すると

dental_health_201502_01

乳歯の虫歯を放置すると、虫歯が歯ずいまで進行して歯がずきずきと痛んできます。この症状は短期間で消えることがありますが、虫歯が治ったわけではなく、神経が活動しなくなるだけで、細菌はふえ続けています。放置を続けると、歯根の先や歯ぐきにうみがたまります。

さらに、虫歯が重症化すると、あごの骨の内部に感染が拡大し、ほっぺたがはれてくるごともあります。このような状態になると日常生活に支障がでるうえに治療をしても病巣を完全になくすことが難しくなリ、最終的に歯を抜かなければならない状況になります。乳歯であっても重症化したら少しでも早く歯科医院を受診するべきです。

VOL.13 乳幼児の歯の汚れ

dental_health_201501

乳幼児の時期は、乳歯の萌出も完了し、かみ合わせも安定してくるため食べものも大人とほぼ同じ物になリ、口に入れる種類や回数も増えてきます。

そのため、歯の汚れについても食習慣の良し悪しや、歯みがき習慣によって差が出てきます。最近は麦茶やウーロン茶などを飲むことも多く、色素沈着(茶しぶ)が目立つ子もいます。

しかし、それが虫歯の原因になることはありません。定期健診(検診)で茶しぶをとりのぞいてもらうようにしてください。

1日3回の食事と1~2回の間食を基本とし、水分補給にはお茶や水を摂っていればプラークの量はそれほど増えません。

VOL.12 水分補給と食事中の水分摂取

dental_health_12_01

子どもは年令が低いほど体重1キログラムあたりの水分・エネルギーの必要量は多くなります。これは、身体を維持し、成長していくために必要だからです。水分は体重1キログラムあたりにすると、大人の3~4倍は必要です。

そのため、子どもにとって水分をとることは大切なことで、毎日の生活の中で、また食事や間食をとおして水分が不足しないように注意しましょう。一方で食事中の水分摂取は流しこんで食べることにもつながりやすいので、口に入れたものをよくかんで飲みこんでから、水分をとる習慣にしましょう。

VOL.11 食事の量が少なめです。 しっかりと食べさせるには?

dental_health_11_01

食べる量には個人差があります。極端に少ない量でなければ心配はいりません。また、量は少なくても、いろいろな種類の物を食べているようであれば大丈夫です。身体を使って遊ぶことが生活の中心になれば、お腹が空くことを覚えるので、食べる量も増えていくでしょう。また、おやつの回数や量が多い為に、食事のときに満腹感が残っていて必要な量を食べられないということがあります。

VOL.10 乳歯の表面が茶色くなっているよ 虫歯かな?

dental_health_10_01

乳歯は、白色から青白色といわれていて、永久歯と比べて白く見えます。そのため、黄色から茶色のシミのような色が歯の表面についていると、かなリ目立ちます。
着色の原因はさまざまですが、ほとんどの場合は食品などの色素の沈着、口の中の細菌(特に嫌気性菌)が代謝の際に出すものの蓄積、虫歯の初期変化などです。そのなかでも食品の色素の沈着が一番多く、代表として茶渋をあげることができます。茶渋による着色は、歯みがき剤を用いてていねいに歯みがきをしていれば防ぐことができます。