「食」を楽しむ原体験

2010_05_01

健康を損なう生活習慣の一つに「よく噛まずに食べる」ことがあげられます。健康は小さなことの積み重ねで守られます。よく噛むことの始まりは、生後10ヵ月~15ヵ月頃の「食べ方」にあります。子供が自然に行う「手づかみ食べ」は、食べることに関わる発育を発達させるための大切な「過程」です。はえ出した上下の前歯で噛み取ること、また、奥の臼歯がはえ並ぶ歯肉で、食べ物の硬さに応じて噛みつぶし、咀瑠すること等を学習します。唇の捕食力が育ち、ヨダレが止まってくるのもこの頃です。

子供が自然に行う「手づかみ食べ」は、食べる際の認識機構を十分に発達させ、口腔の動かし方を学習する大切な場となリ、「食」を楽しむ原体験になります。

危険のないよう見守リ、子供のすきなような食べ方をさせることで「食べ物」への関心も育てます。

口から手へ、手から口へといった行動によリ物への認識機構が発達し、三歳をすぎる頃には、食べ物の温度や硬さを目で認識できるようにもなってきます。