歯並びが悪いと、よく噛めなくなります。

2010_08_01

歯は正面から中切歯・側切歯、犬歯(前歯)、第一、第二小臼歯・第一、第二大臼歯(奥歯)の順に並んでいます。その後ろに第三大臼歯(親しらず)が生える人もいます。この中切歯から第二大臼歯までの歯並びは、左右、上下対称形で、中切歯を中心にアーチ型に一列に並びます。咬み合わせは、上の前歯が下の前歯に少しさぶさるように出ておリ、臼歯部(四本の奥歯)は歯車の歯が咬み合うように上下ピッタリ合います。そして、前歯から臼歯が上下咬み合った時の咬み合わせ面は水平になっています。

食べ物は、包丁の役割を担う前歯で噛み取リ、噛み砕きすりつぶす役割を担う臼歯部で咀曙します。この時、顔の全筋肉が総動員連係プレーで口や顎、舌を動かし、噛むカを歯におくります。しっかりよく噛むことは唾液を出すだけではなく、胃液の分泌を盛んにします。良く噛んでいる時に、胃ではタンパク質を分解する消化液を出し、口の中の食べ物が届く準備をしています。ところが歯並びが悪いと、上下の歯の間に隙間ができて、歯の一部しか接触せず、よく噛めずにいつまでもモグモグしているか、まるのみ状態になってしまいます。口の機能の発育と身心の健康を損なうことになります。