噛む、噛む! よくかむことの 上手な子どもに育てます。

2011_02_01

お母さんのおっぱいを飲む時、人間はかむことを初めて体験します。口のまわりの咬筋(かむ時に使う筋肉)を使つて乳首を噛んで母乳を飲んでいます。赤ちゃんの生存本能にひき出されるこの噛む運動、やがて生える歯の並ぶアゴを発達させます。

神奈川歯科大の斎藤先生の研究による要約を、子育て歯科の倉治先生は「人のアゴが成長できるのは、骨を作る細胞=造骨細胞が伸び縮み運動をしてアミノ酸などの栄養をとリ込み、造骨細胞を作る遺伝子を増やしていく。この伸び縮み運動こそ、噛むことである。」とまとめておられます。つまリ、かまない子どものアゴは育たず、よくかむ子どものアゴはすくすく元気に発育します。その為にはよく噛むことを覚える「乳房保育」が最適であリ、少なくとも乳歯の歯並びのほぼ決まる一歳くらいまでは母乳を飲ませます。

やがて離乳食に移行し、一歳七ヵ月~二歳七ヵ月の離乳食も終わりに近づき大人と同じ物を食べるようになるこの頃、お母さんが噛み砕いた物を決して食べさせない事が肝要です。大人の口の中にいたバイ菌も移動し、ムシ歯菌ミュータンス・レンサ球菌が乳歯に住み着いてしまいます。