<その1>歯周病の治療とは?

2011_10_02

歯周病は歯と歯ぐきのスキ間にたまった歯垢とその中にいる細菌がひき起こす病気です。初期の歯周病は自覚症状がほとんどなく治療を受けずに放置すれば、自然治癒はなく病変が進行していきます。病原菌の出す毒素が歯ぐきの炎症をおこし、さらに歯を支えている骨を溶かしていきます。
歯ぐきが下がり、歯ぐきに守られていた歯根が露出してきます。まず、歯ぐきと歯のスキ間の深さを計測する歯周病検査を行います。1ミリ~2ミリが健康の範囲、2ミリ以上から重症は6ミリ以上へと深くなっています。

次に骨のなくなり具合による歯のグラつき(動揺)を調べます。だ液の成分のカルシウムと合体し石灰化した歯垢が「歯石」。この歯石の付着程度も判明します。この検査に基づき、全歯を6ブロックに分けて、歯の生え際に付着した歯石を取り除き(プロケアー)と同時に正しいブラッシング法(セルフケアー)で回復を図ります。一ヵ月後にもう一度歯周病検査をして、歯ぐきの炎症や出血、深さの変化を調べます。4ミリ以上あるところは2段階目の歯石、歯根部に付着した歯石を取り除かなければ進行を止めることはできません。