ロ内炎①

2014_11_01_01

口内炎は、口内に起きた炎症の総称。広義では歯肉炎や火傷も入りますが、ここでは一般的な、口の中のできものや、ただれなどの病変について見ていきましょう。

とはいえ、その病変にも、じつにさまざまな種類があり、いちばん多いのは、くっきり赤く縁どられた、白く丸い潰瘍(アフタ)が痛みをともなってできるアフタ性口内炎です。服用している薬剤が原因になっているケースもありますが、多くは原因不明です。ストレスや疲れ、栄養の偏り、喫煙、口腔内の不衛生などがベースにあり、何らかの要素が加わると発症すると考えられます。

ヘルペスや水痘、麻疹などを引き起こすウイルスが、口腔内で炎症を起こしたことによる口内炎もあります。ウイルス性口内炎と呼ばれ、多くは発熱や食欲不振などの全身症状にともない、口の中に小さな水疱をつくります。麻疹では頬の内側に小さな斑点が密集してできます。カンジダなど細菌が原因の口内炎もあります。

ベーチェット病や、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患の症状として現れる口内炎もあります。これらは、疾患により、病変の形状はさまざまです。

義歯やクラウン(被せ物)が当たったり、噛んだりした刺激でできるものもあります。これは、カタル性口内炎と呼ばれ、粘膜が赤く腫れて熱感や痛みを覚えます。口臭が生じることも。喫煙者には白板症と言い、舌や頬粘膜が白く角化する病変が見られることもあります。