口元筋トレで口角アップ① ほうれい線はもちろん、咀嚼力・唾液力も強化可能!

ほうれい線はもちろん、咀嚼力・唾液力も強化可能! 口元筋トレで口角アップ①

食事のとき、正しい姿勢で噛むだけでもいい筋肉が!

人の顔には20以上の筋肉があります。加齢によって口輪筋、笑筋が弱まれば、口元の皮膚は広頸筋に引っ張られて、〝への字〞に見えるようになり、首のシワも深くなります。

加齢によるたるみ、シワを悪化させるのが姿勢の悪さです。口元や首のたるみに関係する口頸筋は、骨ではなく皮膚につく筋肉。ですから、猫背になって下を向くと自然に垂れ下がってしまいます。広頸筋は口元から鎖骨まで続き、顔だけで完結しているわけではないので、姿勢が整っていないと、口元の筋トレを行ったところで十分な効果は得られません。まずは日頃からよい姿勢を保つよう、意識することが大切です。

よい姿勢を維持するために重要な働きをする筋肉を「抗重力筋」といいます。特に重要なのが背中(脊柱起立筋)、太もも(大腿四頭筋)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)の3つ。抗重力筋は何もぜずにいると年に1%ずつ衰えていくので、この3つに負荷をかけるエクササイズを食習慣に組み込んでしまいましょう。

まず椅子に座ったらお尻をギュッと締め(大腿四頭筋に効く)、かかとを上げます(下腿三頭筋に効く)。次に背すじを伸ばして脇を締め(脊柱起立筋に効く)、よく噛みながら食事をするだけです。

一日3回、食事のたびに行えば、よく噛むことで、咀嚼筋はもちろん、顔の筋肉も鍛えられて、たるみやほうれい線を防ぐことができます。30回よく噛んで最後にゴックンと飲み込むと、嚥下機能も活発化されます。

しっかり噛むことは、唾液を分泌させるためにも重要です。特に女性の場合、更年期を境に唾液の分泌が減ることも。唾液の分泌量が減ると、口の中が乾き、食事がしづらい、口の中の粘膜が傷つきやすい、虫歯が増える、歯垢がたまり口臭が強くなるなどの症状が現れます。また唾液には、老化の元凶である活性酸素を分解する酵素が含まれているので、唾液量が多い人ほど若さをキープできるというメリットもあります。

正しい姿勢で過ごすこと、顔の筋肉を鍛えること、しっかり噛むこと。これらはすべてつながっています。イキイキとした笑顔で過ごすために、ぜひ今日からの習慣にしてください。