お口の中が健康な人ほど病気になりにくく、長生きできます

会津の歯医者 渡辺ゆうぞう歯科クリニックの「お口の相談室」

201601

健康寿命は口腔から

お口の中の健康は、単にものを食べるといった働きを越えて、全身の健康状態や寿命に大きな影響を及ぼしているという確信が、歯科医のあいだで広まりつつあります。

口の中が健康な人、すなわち自分の歯が残っているか、ちゃんと歯の治療をしていて、食べ物をしっかり噛める人は、寝たきりや要介護、認知症などになりにくく、費やす医療費も安くすむことがさまざまな研究から示されています。

歯周病や虫歯の原因菌と、糖尿病や心筋梗塞などほかの疾患との関連も明らかになっています。いつまでも元気で長生きという〝健康寿命〞を延ばすには、口の中の健康を保つことがとても重要なのです。

また、よく噛んで食べると満腹感を得やすく、ダイエット効果があることは一般に知られていますが、しっかり噛むことは骨や肌のアンチエイヂングにも役立つと考えられます。噛む刺激が歯やあごの骨芽細胞(骨形成を行う細胞)に伝わると、健康寿命は口腔からカルシウムやリンなど骨の材料が増え、骨が強くなると同時に、噛む刺激によって線維芽細胞(真皮の成分を作り出す細胞)が活性化され、顔全体の肌や粘膜のコラーゲンが増すことがわかってきました。口の中が健康でしっかり噛んでいれば、見た目や全身の若々しさもいつまでもキープできます。